AttibutePromoteを使った最大値/最小値の取得
AttributePromoteノードは値の範囲を参照する機能もある

環境
HoudiniIndie21.0.512
Attribute Promote
HoudiniDocument | Attribute Promote Geometry Node
https://www.sidefx.com/docs/houdini/nodes/sop/attribpromote.html
Attribute Promoteノードはアトリビュート種別の変更に利用できるノード。

が、変換する以外に最大値、最小値を取得するような使い方もできる。
VEXなどで自分で作成するよりはるかに処理も早い。
値の最大値/最小値の取得
AttributePromoteにはpromotion methodという設定項目があり、変換時にどの値を基準にアトリビュートを変更するかという機能になる。

デフォルトでは平均値になっているのだがこの設定を変更すると最大値、最小値などの取得もできる。またこの時、Max、Minなどの参照範囲は変換先のコンポーネントに依存するので、Detailアトリビュートにするとジオメトリ内で全体で最大値、最小値などが取得できる。

用例:attribute remapを使った正規化
これを使って、例えばgroup promoteで最大値と最小値を取得して正規化範囲のエクスプレッションに利用できる。measureでareaなどを取得したジオメトリにAttribPromoteを接続し、
- New Class:Detail
- Promotion Method:Minimum (Maximum)
- Change New Name:有効
- NewName:min_area、max_area など
- DeleteOriginal:無効

値の最大値、最小値が取得できるのでattrib_remapで正規化ができる。

AttribPromoteはノード名からはイメージしづらいですが、値の範囲を参照できる機能を持っています。

fish_ball
プロシージャル魚類